交通事故の三種の神器(弁護士費用特約,人身傷害保険,ドライブレコーダー)


神奈川県相模原市の弁護士事務所,多湖総合法律事務所の弁護士の多湖です。

 

本日は,私が勝手に交通事故で三種の神器だと思っているお話。

 

ちなみに,群馬県は一人一台保有していないと生活できない超絶車社会です。

 

私は群馬時代の4年半で愛車マツダアテンザを2回もぶつけられています(2回とも10対0ですが・・・)。

ドライブレコーダーの重要性

一度目は新車を購入して3か月程度で,隣の車線30~40mほど前方の

トラックの荷台からマンホールのふたが落下。

 

マンホールはコロコロ転がりながら遠ざかって行ったので大丈夫と思いきや

Uターンしてこちらへ。

慌ててハンドルを切ったもののよけられるわけもなく,車体の右前フェンダーに衝突。

 

相手方はそのまま左折してどこかへ去っていきました。

 

 

警察と一緒に現場に戻るとマンホールの残骸等もなく,警察は「本当にあったのかしら?」と不審そうな顔。

 

「ドライブレコーダー家で見れますから!」と家に帰ってドライブレコーダーを見せると「あーこれは。」と信じてもらえました。

 

ちなみに相手方の名前もわからなかったのですが,ドライブレコーダーに映っていたナンバーとトラックの会社名ですぐに連絡を取ってくれました。

 

民事の説明をされたので「一応弁護士をやっていまして・・。」「あ~じゃあ説明しなくても大丈夫っすね。」というやり取りがあり。警察関係は無事終了。

 

続いて教えてもらった相手方に連絡したところ,任意保険で対応してくれるとのこと。

 

しばらく待っていると任意保険会社から連絡が来ました。

 

「飛来物主張されると過失割合10対0難しいかなあ。でもあんなの避けられないでしょ。」

「知っている裁判官ばかりのところで裁判するの嫌だなあ。」

「弁護士特約あるから誰に頼もう・・。うちの嫁か(交通事故強いので)・・?」とか考えていると,案の定,交渉担当の方が「こちらは飛来物の事故になりますので基本過失割合~。」と説明を始めた。

 

とりあえず,「事故状況を書面で送りますね。」と電話を切り,

早速ドライブレコーダーを画像化して如何に避けられないかをいつもの要領で書面作成。

 

翌日,「社内で協議した結果,10対0を認めさせていただくことになりました。」とご回答。

 

あって良かった。ドライブレコーダー。

弁護士費用特約

文字通り,いざという時に弁護士費用を出してくれる保険の特約。

 

これは本当に便利です。

なぜなら安い。月々数百円。それで300万円まで出してくれます。

 

そして「私はもめない。」と思っていても相手方運や,事故態様運が悪いと意外にもめます。皆様,「こんなことになるとは・・。」と口を揃えておっしゃいますので。

 

特に相手方が任意保険に入ってないときは本当に大変です。

任意保険に入っていない方は無資力の確率が高いからです。

 

お金がない方からはお金が取れないというルールですから・・。

修理代も自腹,一か八か訴えてみた際の弁護士費用も自腹なんてことになれば

泣き寝入りは確実。

 

分割でもいいからしっかり債務名義を取りたい(強制執行力のあるしっかりとした約束をしておきたい)とお考えであれば弁護士に依頼しないと難しいわけですが,「弁護士費用はかかりますが,回収できるか分かりませんよ。」と弁護士さんから難しい顔をして言われた日には・・。

 

というわけで,弁護士費用特約はおススメです。

私も相手方が任意保険入っていないケース結構やってますが,全然とれないことはなかったですしね。

 

あ,弁護士さんも入った方がいいと思います。私も入ってます。自分のことだとなかなか,仕事として専門家の目線で見れなくなりますからね。

人身傷害保険

人身傷害保険は高いですけど,入っておいた方がいいです。

 

メリットは以下のとおり。

 

①自分の過失が大きい事故で,場合によっては過失が帳消しと同じ効果になる。

 

人身傷害保険でもらうお金は自分の過失分(本来もらえないところ)の損害から充当されていきます。

*過失分を超えると相手からもらえるお金がその分減ります。

 

簡単にいえば,人身傷害保険でもらえるお金が,自分の過失分を上回っていれば,10対0と同じことに出来るのです。

例えば100万円の怪我を負い,自分の過失が2割であれば,相手方からもらえる賠償金は本来80万円です。

でも,人身傷害保険金が20万円であれば,それもそのまま貰ってしまえるのです。

*受領した人身傷害保険金が30万円だと自分の過失分を10万円超えるので,相手方からもらえるのは,70万円。

 

②人身傷害保険の方が優しい。

 

相手方保険会社から「軽微事故だから怪我は事故が原因でない。保険対応しない。」と言われたときにも,一応味方の保険会社なので,人身傷害保険は使えたりする(医療費立て替えて自賠に請求なんて本当に大変ですから・・)。

 

③ノンフリート等級が一般的に下がらない。

 

私ももちろん付けています。

まとめ

以上,実体験を伴った交通事故の三種の神器でした。

 

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